最近読んだ本

東野圭吾さんのナミヤ雑貨店の奇跡を読みました。
映画化もしていて東野さんの作品では珍しく心温まるお話です。
物語は、泥棒3人が廃屋に隠れたところから始まります。
その廃屋は33年前に雑貨屋としていておじいさんが住んでいたところで、身近な疑問から深刻な悩みまで手紙で相談を受けていました。
泥棒3人が身を潜めていると、手紙が一通来て、悩み相談の返事を手紙に書き、牛乳瓶受けの箱に入れると相手が取りに来て。
でも、雑貨屋の世界は32年前なので、時空を越えて手紙をやりとりするというファンタジー。
悩み相談者の周りには人の死が何回も出てきます。
オリンピックを目指す女性が愛する男性、夜逃げすることになった中学生の両親、不倫して子供を産むことを決めたシングルマザー、実家の魚屋を継がずアーティストを目指している青年、そしてナミヤ雑貨店のおじいさん。
一人一人の生き方が家族の大切さや悩みを乗り越えていく力強いさまを考えさせてくれます。
時空を越えることは現実にはあり得ないけれど、相談者みんなの悩みを真剣に答えてくれたおじいさんが現実にいたらいいなと思いました。
そんなおじいさんがいたら心強いのにと。
心が温まる素敵な小説です。
ぜひ日常生活に疲れている人にオススメしたいです。
古本 宅配買取り